はじめに
こんにちは!看護師のダイです。
看護学校に入ったけれど、「もう限界…」「向いてないかも」「辞めたい」
そんな気持ちを抱えながら通っていませんか?
実は、看護学生の多くが一度は同じ悩みにぶつかります。
この記事では、現役看護師である私が、学生時代に経験した「しんどさ」と、その乗り越え方についてお話しします。
看護学生が「辛い」と感じる理由
私たち現役の看護師はみな看護学生時代を経て看護師として働いています。
もちろん今の皆さんが抱えている悩みは私たちも経験しています。
そんな数多くある悩みの中でも以下の4つは私自身よく悩んでいました。
実習が過酷すぎる
実習中は家に帰ってきてからも課題がありますし、分からないことは調べないといけないため時間に追われますよね。
朝起きた瞬間から実習のことを考えると本当に憂鬱なんです。
今日は何について聞かれるだろう、忘れ物はないかなど不安でいつも眠れなかったのを覚えています。
眠たいのに勉強はしないといけないので夜中まで起きていたのを覚えています。
指導者や先生からのプレッシャー
実習では最初に指導者さんや先生と1日のスケジュールを確認する「行動調整」があります。
この行動調整が本当に大嫌いでした(笑)
もう指導者さんにどこを突っ込まれるか、何を質問されるか不安で不安で仕方ありませんでした。
正直この最初の行動調整を乗り切ればその日の山場は超えたようなもんです。
担当の指導者さんや先生はこっちでは選ぶことができないので本当に運ですよね。
優しい人ばかりだけじゃないのが現実です。
対人関係がうまくいかない(グループ実習など)
実習に限らず学校での演習やカンファレンスなど、看護学生は何かとグループで物事を進める機会が多いです。
あまり話したことがない人たちと一緒になったり、自分以外の人たちはみんな仲が良く自分が浮いてしまったりすると嫌ですよね。
自分の「適性」に疑問を感じる
実習での取り組み方や学校での課題の進め方など、周りの友達は自分と比べて「すごく効率がいいな」と思ったり「なんでこんなにテキパキ動けるんだろう」って思うことが多かったです。
僕自身看護師になってからも毎日思っています(笑)
今ではすごいな~くらいに思っていますが、看護学生の時は「自分は看護師に向いてないかも」なんて思ってましたね。
現役看護師が実践した!悩み解消法3選

先輩や同期に相談する
僕は看護大学での4年間で常に友達に助けてもらっていました。
冗談抜きで友達がいなければ卒業できていなかったと思います(笑)
深刻な相談でも友達の何気ない一言に救われたことがあります。
もしあなたに心を許せる素敵な先輩や友達がいるなら、気軽に愚痴でも悩みでも話してみてください。
オフの日は完全にリフレッシュ
病院・看護からきっぱり離れる時間は本当に必要だと個人的には思います。
インスタ映えするおしゃれなカフェに行ったり、のんびり散歩をしたり、家から出ずに漫画や映画をひたすら見たり…
でもONとOFFを切り替えるって簡単そうに見えて難しいもんです。
もう何も考えなくていいんです。自分の欲を満たしてあげてください。
「完璧」を目指さない
学生の役割は「学ぶこと」。できなくて当たり前です。
完璧を目指すとたいていの人は緊張感によるストレスを抱えてしまいます。
僕は「やっちゃいけないことだけやらなければいい」といつも考えています。
そう考えると大体のことは許されるんですよ。
もしそれで怒られたら次は気を付けて直せばいいんです。
自分で直せるレベルのことは大したことじゃありません。
本当にやっちゃいけないことは取り返しがつかないものですからね。
この考え方、おすすめです(笑)
「辞めたい」と思ったときの考え方

辞めることも、続けることも「自分の人生を大切にする行動」です。
今は辛くても、看護師になった後、「あの時頑張ってよかった」と思える日が来るかもしれません。
あなたの人生の主役は、あなた自身です。
どうか、あなただけはあなたの味方でいてあげてください。
「辞める=悪」ではない
大前提として「辞める=悪」ではありません。
なんていったってあなたの人生です。好きなように生きていいんです。
もし、違う道を選んだとしても、それは「逃げ」ではなく「選択」です。
その選択に正解も間違いもありません。
辞めるのなんて簡単です。そう考えると今の自分の気持ちは少し楽になりませんか?
辛さは一時的か?継続的か?を見極める
今あなたはとっても辛いからこの記事を見てくれているのでしょう。
その辛さは今だけの一時的なものですか?
それとも今後も一生つきまとう継続的なものですか?
もしそれが一時的なものなら先ほど話した悩みの解消法を試してみてください。少し楽になると思いますよ。
進路は一つじゃありません。でも「今の自分」で判断しすぎないことが大切です。
家族や信頼できる人に本音を話す
自分の意志だけでは決められない。そんな時はあなたの周りの人を頼りましょう。
あなたが本音をぶつければきっと本気でぶつかってくれます。
話しているうちに悩みが吹き飛んだ、なんてこともあるかもしれませんよ。
それでも無理なときはどうする?
- 学校のカウンセラーに相談する
- 一度、休学や転科を考えるのもOK
- 自分に合った別の進路を探しても大丈夫
精神的に限界を感じるなら、立ち止まってもいいんです。
心と体の健康が一番大事です。これは間違いありません。
さいごに

看護学生という道は、決して楽な道ではありません。
でも、乗り越えた先には、夢だった看護師としてのキャリアが待っています。
一緒に皆さんと働ける日を楽しみにしています!
無理しすぎず、あなたらしく歩いてくださいね。